★★★ぼくと★★★

夫婦と、犬と猫と蛇とジャングルが同居中。人間より動物の方が多い家の日常奇談。甲斐犬交じりの雑種犬マイキー、シマヘビのクロとシマ、ヒマラヤン交じりの雑種猫ノコちゃんとの話が多め。

 

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脳天を的確に狙う猫の巻 

まじろう

こんばんは、仕事中の指のひび割れ・あかぎれに秋の訪れを感じているまじろうです。

毎年そうなのですが、秋冬の私の手は本当に荒れ放題です。
水仕事が多いのが原因なのですが、思い出してみればデスクワークの頃もそうだった。(つまりどういうこと?)
右手の親指の先の角っこからビシィッ!と大きく深いひび割れが始まって、皮がベロベロ剥けて、カチカチに固まって、指の平もガサガサになってしまいます。
荒れた手の皮って棘みたいに固くなるからストッキングも伝線するし、顔に当ればひっかき傷みたいになるから最悪ですね。
あとね、血行が悪いからか小さい頃から肩こり・腰痛・冷え性が酷いの!

それを見かねたのか、母やJが私にお土産やちょっとしたプレゼントを買ってくれたりすると、主にハンドクリームか肩こり用の温熱パットのオンパレードです。
ありがとう、(義)母たちよ……!
本当なら娘から母に贈るようなプレゼントなのにね!
でも、なんていうか、あれだよ、ハンドクリームはもう5個位ストックあるから、しばらく買ってくれなくていいぜ!

そんなこんなで、今年も母たちの愛あるハンドクリームを引っ張り出す時が来たようです。
ホラ、乾いてひび割れる私の指が夏の終わりを囁いているよ。
(ごめん、いま私、クっソ眠い)

さて、今日は前回の続きでもいきましょうか。
ちなみに前回の記事は↓からどうぞ。


↑New ↓Old

思い出珍事件シリーズ↓

≪ウリ編≫
その1





思い出珍事件シリーズ

ウリ編:2
~脳天を的確に狙う猫の巻~




ウリは私のお婆ちゃんと父の事は好きだけど、お爺ちゃんは大嫌い。
なぜなのか?
お爺ちゃんとはどんな人だったのでしょうか。


このお爺ちゃんは、ガンや肋膜炎を併発してしまう病弱な人で、私が生まれる10年も前に42歳で亡くなってしまいました。
会ったこともありません。
仏壇と、お婆ちゃんのペンダントの中の白黒写真でしか見たことない。
ただ、みんなが口をそろえて言うには、すげー亭主関白な人だったんだそうな。
私が知っているお婆ちゃんも、かなり芯の通った礼儀に厳しい強い人ではあったのですが、それを上回る亭主関白さだったらしい。

男尊女卑が当たり前だった昔の感覚だと、とびぬけて異常なほどすごかった訳じゃないみたいですが……まあ、お膳返しはするわ、妻が実家に帰ればハイヤーで迎えに行って連れて帰るわ。
なんというか「正に旦那様!!!!!」って感じの人。
しかし文句をいいつつも、お婆ちゃんは早くに死に別れたこのお爺ちゃんを愛していて、病気で入退院を繰り返していた頃も甲斐甲斐しく車椅子を押して、仕事を手伝っていました。

それでも、さすがに正月になんらかの理由で手作りお節をお膳返しされた時は、さめざめと泣いたお婆ちゃん。
それを見て、父も伯父さんもお手伝いさんも「そりゃねーよクソジジイ」状態だったそうですが。(そりゃそうだろ)
60年代の当時、巌のような社長兼一族の当主にモノ申せる人間などいるはずもありません。
そういう時は苦い顔をして黙っているしかなかったそうです。


しかし、ウリは違ったんだな。


犬ならともかく、猫には序列など関係ありません。
たとえ序列を意識していたとしても、ウリとしては「俺のご主人はお婆ちゃん」という考えが強かったことでしょう。
大好きなお婆ちゃんを独占する上に泣かせるお爺ちゃんなんぞ、ウリにとっては敵以外の何物でもありません。


しかし、ウリは普段からお爺ちゃんに悪態をついていたわけではありません。
お爺ちゃんは体が悪いために晩年はほとんど家におらず、仕事と入退院を繰り返していたそう。
父ですらお爺ちゃんと接した記憶がほとんどないらしいので、いつも父の傍にいたウリも亭主関白なお爺ちゃんの姿を眺めてはいても、直に接したことはほぼなかったと思われます。

ならばなぜウリがお爺ちゃんを嫌いだと全員が口をそろえて話すのか。

それは、ウリが家に来てから2年ほど経ったある日、お爺ちゃんが入院から退院して家に帰ってきたときの事でした。
この時の入院で大分体力が落ちて、ガクッと身体が弱くなってしまったお爺ちゃん。
お婆ちゃんが迎えに行って、車椅子を押して連れて帰ってきました。


お爺ちゃん「帰ったぞ」

お婆ちゃん「ただいまあ」

父「おかえり」

伯父さん「おかえり母ちゃん」

お手伝いさんのTさん「旦那様、奥様、おかえりなさいませ」


皆が口々に出迎える中、居間の方から ズドドドドドド!!!! と轟音が。
玄関からまっすぐに長い廊下があり、その先が居間。
一体何事かと全員が振り返る間もなく、何かがバッと飛び上がり、爺さんの顔面にクリーンヒット。
前回の話を読んだ方ならすぐわかるでしょうが、ウリです。ウリでした。
爺様の顔面を鷲掴み、「フギャアア!!!」と雄叫び、蹴るわ殴るわ大乱闘!


お婆ちゃん「あーーーーーーーーー!? クロ!!!! 何してる!!!! やめなさい! やめろーーーっ!!!!」


全員が茫然と見守る中、耳をつんざくような大声を出して最初に正気に戻ったのはお婆ちゃん。
慌てて玄関のゴムサンダルでウリを叩くも効き目なし!


父・伯父さん「ウ、ウリ!!!! こら、ばか!!!!」

Tさん「ひゃーーーー!? ク、ク、クク、クロちゃん、ダメですよ! 何してるんですか!!! 旦那様が血まみれに!!!


男子大学生を2人も含んだ大人が4人も寄ってたかって、猫1匹止めるのに大苦戦!
息子2人は素手で、妻はサンダルで、お手伝いさんは箒で、当主の頭部を突っつく突っつく!
最終的にお婆ちゃんのサンダルの渾身の一撃で叩き落とされたウリですが、ケロっとして部屋の奥に逃げてしまったそう。
襲撃されたお爺ちゃんはというと……


まじろう「で、どうなったの?」

お婆ちゃん「やだもう、お爺ちゃん血まみれになっちゃってたわよー!

父「あの頃には親父の髪はほとんどなくなってたから、大事な脳天がむき出しで

お婆ちゃん「あれは、あの子(ウリ)、完全な殺意だったわよ。あの人が隙だらけになる時を狙ってたのよ、きっと」

父「でも、……くっくっく……ウリが……ふふふ……猫1匹に大人4人で……くくく……」

お婆ちゃん「ほんとねぇ! 昼間っから4、5人で大騒ぎして、結局見た目の割に大した怪我じゃなかったし、もう、馬鹿みたいでね、後で大笑いよ!


ということで、全員が笑い話として語り継いでいました。
当たり所が悪くてピューピュー血が出たものの、お爺ちゃんの怪我は、実際処置してみたら「大したこっちゃない」モンだったらしいです。
それよりも、大人4人がかりでバシバシ頭部を小突かれた事の方が甚大な被害を及ぼしている気がするのですが、それは聞けなかった小学生の頃の私でございました。
それすらもお前の狙いだったのかい? ウリよ。
全く、物騒なんだか面白いんだか紙一重の猫でございます。
でも、家の中で誰も逆らえない一番ふんぞり返ってた相手に突っ込んでったんだから、漢気あふれてて格好いいような気もする。
皆そうとう可笑しかったのか、この話は、お婆ちゃんは勿論、両親からも、伯父さんと、その後お嫁に来た伯母さんからも、Tさんからも聞いたことがあります。


お爺ちゃんはそれから何年かしてガンで亡くなりましたが、その間も亭主関白で厳格で、たまに優しい(こともあったらしい)父として数々の思い出を残していきました。
ウリはというと、その後更に20年近く生き続けます。
父が大学を卒業し、就職し、母と出会い、私が生まれ、ウリをギュウギュウ抱きしめて遊ぶようになるまで傍にいてくれました。
彼にはまだまだ妙ちきりんなエピソードがあるので、またそれもいずれ紹介いたしましょう。



さーて!
もう眠いから寝ましょう!
明日で週末!
皆様にとって楽しいお休みになりますように。
アビアントー!



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