★★★ぼくと★★★

夫婦と、犬と猫と蛇とジャングルが同居中。人間より動物の方が多い家の日常奇談。甲斐犬交じりの雑種犬マイキー、シマヘビのクロとシマ、ヒマラヤン交じりの雑種猫ノコちゃんとの話が多め。

 

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対決! 大自然! 

まじろう

まじろうです。秋をすっ飛ばしてもうすっかり冬ですね。
むじろうと付き合い始めてこの家に来るようになって6年、嫁に来て2年、ちっともこの家の隙間風に耐性ができません(寒い)


対決! 自然の力!
エピソード1
―古に滅びた恐怖―



隙間風なら、若干は自分の実家にもあったのですが(むじろうと私の実家は歩いて5分の距離である)、この家のは伊達じゃありませんよ。
部屋の中心に座ってるのに、4メートルくらい離れた窓からの風で髪がなびくのですから。
もしガス漏れがあっても多分助かる。

原因は家中が8割木枠なせいかなと思います。
窓のサッシも木製、網戸も無いし、鍵は鉄の棒を押し込んで捻るっていう…。
他にも、現役の黒電話があったり、家族の誰も中身を知らない謎の仏壇があったりと、とにかくミステリアスな古い家なのでございます。
おっかしいな、歩いて5分の私の実家、コンクリでできた家で、窓に網戸ついてたんだけどな。

そんな家なので、自然との共存率も高くなります。
お姑さんが植物をジャングルみたいに飼育しているので緑も多く、動植物よ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい状態。
仮にも都会の真ん中辺りに位置しているはずなのですが、今までいろんなモノたちと出会いました。動物写真家垂涎の物件でございます(嬉しくない)
まず出会うのは虫、とにかく虫。
夏になると何処からともなく出現する。
秋でも何かしら台所にいたりする。
あとベランダジャングルに訪れる小さな爬虫類たち。
そして獣。

私はとにかく虫が嫌いです。
理屈では説明できない何かが私と虫の間にある。
とりあえずデカい蠅を見ただけで鳥肌が立って妙な声が出ます。
爬虫類に関しては、自分で蛇を飼っているくらいなので可愛いなー程度。
獣に関しては、ペットを飼うのが幼少期からの夢だったくらいなので、大歓迎! 超かわいい!

……のはずだったんですけど、本当の脅威はここにあった。

私とマイキーがこの家に在籍するようになるはるか昔、17年も前からこの家に飼われているのが老猫タケノコちゃん(通称:ノコちゃん)でございます。
10云年前の小学校時代、川柳の課題を出されたむじろうが、いつも猫ネタで凌いでいたのをよく覚えております。実にワンパターンでした。

猫と言ったらもう察しはつくと思いますが、出現する動物たちの中でもこの家の人々が最も恐れているのが、鼠。
鼠ですよ。

そう、ノコちゃんは、17年前に鼠に悩まされた人々が迎え入れた救世主だったのです。
けたたましい音を立てて天井裏を走り回る巨大鼠たちをバッタバッタとなぎ倒し、獲物をむじろうに見せびらかし、むじろうの部屋に隠し、と大活躍。
鼠に飽き足らず、鼠のえさとなるゴキ●リ(書くだけで不快なので伏せ字)や巨大蛾などの昆虫も打ち倒す勤労さ。倒した後に食べちゃうけど。
その辺のエピソードはむじろうに語っていただきましょう。
まあとにかく、益獣も益獣、彼女は単なる愛玩動物ではなく、使命を帯びた立派な自宅警備員だった訳です。

という物語も今や伝説。
私が出会ったころのノコちゃんは12歳。
すっかり牙を抜かれた丸い性格の猫になっておりました。
昔は自分の息子にも猫殴打(パンチなどという可愛いものに非ず)を繰り出す尖りっぷりだったのに。
そりゃ10歳を超えたら落ち着きますよね。

しかし、それでもノコちゃんはまだ輝きを失ってはいなかった。
かつて学生時代の私が一人で居間にいるとき、電球の明かり目当てに巨大な蛾が入り込んできてパニックになった時がありました。
「ぎええええ」などと寄生を上げて逃げ惑っていると、座布団で寝ていたノコちゃんが起き上る。
もう長距離ジャンプはできないながらも、目線はずっと蛾を追いかける。
私が新聞紙か何かで天井から蛾を叩き落とすと、獲物が地面に着く前に素早くキャッチ!

わおっ! ノコちゃん!!

そして、そのまま机の下に飛び込んで、パリポリと食べる!

うあっ…、ノコちゃん……。

……そのあと、可愛く顔を寄せて来られても少し嫌でしたが、たとえ老猫であろうとも、彼女は私にとっても英雄でした。

そんなノコちゃんですが、更に時を経て今や19歳。
今でも1メートルくらいなら飛ぶことが出来るものの、17歳くらいの時からだいぶ足腰が弱ってきたので、お姑さんの暮らす最上階にずっと留まり、家の中のパトロールは少なくなりました。

そこへやってきた黒い小悪魔・マイキー

そもそも猫は犬を嫌うものですが、ノコちゃんは同じ猫ですら他の動物の存在を許せない子なので、そりゃもう大激怒。
初めて顔合わせしてもらった時は、見たことない顔で「ウオオオオオオ」と怒っていました。
それでも、マイキーが近づきさえしなければ攻撃はしません。
体力の問題もあるのでしょうが、突然走って逃げることもなく、その場に寝転がったまま「こっち来んな糞餓鬼ァ!」「来たら怒るぞ! 怒るからな!」とガン飛ばしてる感じ。
警戒心の強い野良猫ちゃんに比べたら、遙かに優しくマイキーと付き合ってくれています。
マイキーもわかっているのか、偶然出会ったときはむやみに近づかず、30~50センチほどの距離を開けて寝転がり、尻尾を振って眺めています。
他の猫を見るとすっ飛んで追いかけていくのに。彼の中ではノコちゃんは「猫」ではなく「ノコちゃん」であるようです。

しかし、ただでさえ体力が落ちてパトロールしなくなっていたのに、階下にマイキーが来て、更に部屋からでなくなったノコちゃん。
マイキーの生活リズムを理解しているらしく、彼がいない時を狙って散歩しているようですが、どっちにしてもパトロールは足りない。
といっても、もはや彼女は獲物を見かけても目線すら当てなくなりました。
目の前を蛾が通っても「はー……」と寝転がったまま見なかったことにしていたのを私は見た。

我ら夫婦とお姑さんは、「ノコちゃんも老いたなあ」「長生きしてるもんねえ」「もう今年で19歳?」「妖怪になっちゃうんじゃないの?」「やっだーwww」と微笑ましい会話をしていたのですが、それどころじゃなかった。
私たちは忘れていた。
ノコちゃんという動物が飼われた定義を。
この家に狩人としての猫を置くという鉄則を。
もとい私は今回初めて身を以てその定義を知った訳ですが。

今年の6月のある日、私が朝台所に降りていくと、お姑さんが不安げな顔で待っていました。
「お姑さん」だと長いので、以下彼女を「J」と呼びましょう。(なぜJかはまた後日)

J「まじろうちゃん、悪いニュースがあります」
ま「なんですか」
J「心を落ち着かせて聞いてください………台所に鼠が出ました
ま「ぶわっはっはっはっ!さすがこの家! ……ネズミ取り機買ってきます?
J「うーーーーーん、とりあえずノコちゃんの匂いのあるものを台所に置いてみようかなーと思うけど、どうかしら」
ま「そうしてみましょうか」

こんな悠長に構えてる場合じゃなかったのですが、長くなったので、続きはまた今度。
コンクリでできた家に住み、綺麗に整備された住居が当たり前の世の中だが、現代人が忘れがちな鼠の恐怖を、あなたは知ることになる。

最後に最近の転がりノコちゃん。
マイキーには怖い顔するけど、人間が呼ぶと「ニャウン♪」とそれはそれは愛らしく返事するんだよ。ね。
i-noko-2.jpg
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